日本でも「ファビュラス」というカタカナ語になって広まっている英単語「fabulous」。
「fabulous」はネイティブ同士の会話や洋画のセリフでもよく耳にしますが、英語圏での意味や使い方は日本と同じなのでしょうか?
今回は、「fabulous(ファビュラス)」という英語の正しい意味や使い方、その由来について詳しく解説します。
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英語の「fabulous」とは?
英語の「fabulous」にはどんな意味や由来があるのでしょうか?
スラングとしての使い方も合わせて確認しましょう。
「fabulous」の意味
英語の「fabulous」は、「信じられないほどの、驚くべき、うそのような、途方もない」という表現で好意的な意味を持つ形容詞です。
「おとぎ話に出てくるような、伝説上の、伝説的な、架空の」というニュアンスも含まれます。
「(教訓的な)寓話、物語、作り話、伝説、神話」などを意味する名詞「fable」に、「~の多い、~の特徴を持つ」を意味する接尾辞「-ous」を付け加えた形です。
「fabulous」の発音
「fabulous」の発音記号は「fˈæbjʊləs(米国英語)」です。
カタカナで表現してみると、「ファビュラス、ファビュロゥス」に近くなります。
「fabulous」は女性を褒めるスラング
17世紀頃から日常会話では、「fabulous」をスラング表現としても使うようになりました。
この場合、「素晴らしい、とても愉快な、とても楽しい、すてきな」という非常にポジティブな意味を持ちます。
スラング表現の「fabulous」は、どちらかというとイギリス英語よりもアメリカ英語で、主に女性が好んで使う単語です。

「素晴らしい」を意味する「fabulous」は褒め言葉として、特に女性に対して使われます。
ファッションやスタイル、パフォーマンス、景色、食事、アイデア、仕事ぶりなど様々な点を褒める時に活躍するスラングです。
「fabulous」の由来
「fabulous」は、「寓話」という意味を持つラテン語「fábula」が由来です。
この語が「伝説的・神秘的」という意味の形容詞「fābulōsus」に変化し、その形容詞形が英語の「fabulous」の語源になったと言われています。
「fabulous」の使い方
「fabulous」を使った例文で使い方を覚えましょう。
日常会話では、「fabulous」を省略した形「fab」も使われています。
叶姉妹をきっかけに広まった「ファビュラス」
日本で「ファビュラス」という語が広まったのは、モデル・タレント・映画プロデューサーなど様々な肩書を持つ「叶姉妹」として知られる叶恭子さんと叶美香さんがきっかけです。
このお2人がメディアやインタビューなどで「ファビュラス」を称賛の言葉や褒め言葉として頻繁に使ったため、多くの人がこの英単語を知るようになりました。
「ファビュラス」は、カラーコンタクトやハーモニカの商品名として、家具店やカフェの店名として、またバラの品種名や企業名として様々な場所で使われています。
「素晴らしい」を意味する「fabulous」の類語は?
スラングとしての「fabulous」には、「素晴らしい」と褒めるニュアンスが含まれることを解説しました。
英語にはこのような「褒め言葉」に使える単語が多くあります。
いくつか紹介しましょう。
marvelous
「素晴らしい」を意味する「fabulous」の類語としてよく耳にするのが、形容詞「marvelous」です。
「marvelous」の発音記号は「ˈmɑrvʌlʌs(米国英語)、ˈmɑ:rvʌlʌs(英国英語)」で、読みは「マーヴェラス」に近くなります。
この語はイギリス英語で「marvellous」と綴られ、「fabulous」よりも頻繁に使われています。
「marvellous」の場合、発音記号は「mάɚv(ə)ləs(米国英語)、mάːv(ə)ləs(英国英語)」です。
「marvelous」も「素晴らしい、すてきな、すごくいい、優秀な」などの意味を持つスラング表現です。
スラング以外の意味としては、「驚くべき、不思議な、奇跡的な、信じられない、ありそうもない」などがあります。
amazing
「amazing」も、「fabulous」と似た「驚くほどの、すごい、素晴らしい、びっくりするような」という意味を持つ形容詞です。もとは、「驚かせる」という意味の動詞「amaze」です。
発音記号は「əméɪzɪŋ(米国英語)、ʌˈmeɪzɪŋ(英国英語)」で、読みは「アメイズィング、アメイジング」に近くなります。
wonderful
英会話でよく使われる褒め言葉といえば「wonderful(素晴らしい、すてきな、見事な)」です。
発音記号は「wˈʌndɚf(ə)l(米国英語)、ˈwʌn.də(ɹ).fl̩(英国英語)」で、読み方は「ワンダフォウ」に近くなります。
gorgeous
「gorgeous」も、「fabulous」と同じく「見事な、豪華な、華やかな、素晴らしい、魅力的な、格好いい」という褒め言葉として使われています。
発音記号は「gˈɔɚdʒəs(米国英語)、gˈɔːdʒəs(英国英語)」で、読み方は「ゴージャス」に近いです。
fantastic
「素晴らしい、すてきな、非常に優れた」という褒め言葉として「fantastic」が使われることも多いです。
発音記号は「fæntˈæstɪk(米国英語)」で、読みは「ファンタスティク、ファンタステク」に近くなります。
excellent
「fabulous」の類語として使える単語には、「極めて良い、優秀な、優れた、絶品の」を意味する「excellent」もあります。
発音記号は「éks(ə)lənt(米国英語)、ˈeksʌlʌnt(英国英語)」で、読み方は「エクセレント」に近いです。
brilliant
イギリス英語でよく使われる褒め言葉といえば「brilliant」です。
発音記号は「bríljənt(米国英語)」で、読みは「ブリリァント、ブリリアント」に近くなります。

女性は「brill」という省略形を口語で使うこともあります。
awesome
「awesome」は、アメリカ英語でよく使われるスラングで「素晴らしい、すごい、最高の、見事な、イケてる」という褒め言葉です。
発音記号は「ˈɔːsəm(米国英語)、ˈɔ:sʌm(英国英語)」で、読み方は「アーサム、オーサム」に近くなります。
まとめ
今回は、日本でも使われている「fabulous(ファビュラス)」の意味や使い方について詳しく解説しました。
「素晴らしい、すてきな」を意味するスラング「fabulous」の言い換え表現として使える単語も紹介したので、次の機会に相手を褒めるのに使ってみてくださいね。